RX-7の17年目の車検を通しました。
私の手元に来て、はや5年が経つわけですね。月日の流れは早いもんです。
今回の車検では色々とショックなことを言われました。
まず、車体の錆が進行しているようです。
冬場はできるだけ乗らないようにして、融雪剤(塩や塩カル)には触れないように気を付けていたのですが・・・。
まぁ17年も経てば、多少の錆は仕方ないですね。錆止めを塗って進行を遅らせることにしました。
あと、オイルパンとオイルクーラーからエンジンオイルが滲んでいるらしいです。
こちらは大した量ではないので、拭き取って経過観察としました。
それ以外は特に問題なしでした。実際に運転していてもすこぶる調子がいいです。
さて、車検恒例行事の圧縮圧力測定(コンプレッション測定)はどうだったかというと、こんな感じでした。
ちなみに、前々回の車検(33,736km)での記録がこちら。
回転数を基準値(250rpm)に統一すると以下のようになります。
(1rpmにつき0.0215の補正をかけて、250rpmに換算します。)
33,736km時 | 41,490km時 | 46,852km時 | Δ | ||||
287rpm | 250rpm | 247rpm | 250rpm | 252rpm | 250rpm | ||
Front | 8.0 | 7.2 | 7.6 | 7.7 | 8.4 | 8.4 | 1.2 |
8.3 | 7.5 | 8.0 | 8.1 | 8.6 | 8.6 | 1.1 | |
8.1 | 7.3 | 7.7 | 7.8 | 8.4 | 8.4 | 1.1 |
33,736km時 | 41,490km時 | 46,852km時 | Δ | ||||
287rpm | 250rpm | 239rpm | 250rpm | 255rpm | 250rpm | ||
Rear | 8.0 | 7.2 | 7.5 | 7.7 | 8.3 | 8.2 | 1.0 |
8.4 | 7.6 | 8.1 | 8.3 | 8.9 | 8.8 | 1.2 | |
8.3 | 7.5 | 8.1 | 8.3 | 8.8 | 8.7 | 1.2 |
というわけで、またしても圧縮が回復しました。
33,736kmの時と比較すると、最低で1.0、最大で1.2回復しています。
オーバーホールの目安と言われる8.0を、6部屋全て超えてきました。
こうなってくるとオーバーホールするのがバカらしくなってきますね。
このまま乗り続ければ、9.0くらいまで回復するんじゃないですかね?
ディーラーの方の話では、今回の圧縮回復の要因はマフラーだそうです。
私のRX-7は購入時にメーカー不明の砲弾型マフラーが付いていました。
音は下品でうるさい、抜けが良すぎてブーストがオーバーシュートする、ミスファイヤする・・・といった最悪なマフラーだったのですが、44,000kmの時に運良く(運悪く?)穴が開きました。
きっと材質も作りも粗悪だったんですね。
これ幸いにFUJITSUBOのLegalis R オーバルテールに交換しました。
その結果、ブーストのオーバーシュートも収まったので、躊躇なくフルブーストもできるようになりました。
ディーラーの方の話が本当ならば、このマフラー交換によって圧縮が回復したということですが、実はこれには裏がありそうな感じです。
それについては次回書きます。
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